【失敗談】ヒッチハイクで東北に行こうとしたけど、断念して引き返してきた話。その5[終]
ここまでの話。
ヒッチハイクする気になって、龍の湯の休憩スペースから出て、大通り沿いに場所を探す。
いい感じのところを見つけたから、そこでやる。
15分経過。
全然止まらない。これはやばい。
しかもめちゃ暑い。
そろそろ場所変えようかなーって思ってたら、僕が立ってたすぐ隣のマンションからおばちゃんと男の子が飛び出してきた。
一瞬、お!送ってくれるんか!と思ったけど、違うみたい。
大きな紙とマジック持ってる。(マンションから僕のこと見てて、あまりにも乗せてもらえないから(笑)助けに来てくれたみたい。まじ感謝。)
おばちゃん「どこまで行くのん!ここにそれ書きー!」
僕「え、あ、岩手目指してるんですけど、一応大阪とか京都とか、」
おばちゃん「ええから○○方面って書きー!」
僕「あ、はい。(神戸方面って書こうとする」
おばちゃん「暑いからこれで飲みもんでも買いー!(1000円手渡してくれる。」
僕「え、いいんですか?(๑°⌓°๑)」
おばちゃん「ええから、ええから!(スタスタ」
ってことで、紙とペンと1000円を頂いた。
これは頑張らなあかんってことで、もうちょっとその場でやってみることに。
そしたら、10分後くらいにスポーツカーみたいな車が止まってくれる!
マンションから男の子が大喜びして手を振ってくれてる。
男の子「1000円返さなくていいからねー!」
感動のお別れを果たし、車へ。
乗せてくれたのは19歳の青年。
彼もヒッチハイクするみたいで、自分も乗せてもらったから!って僕を乗せてくれた。
家が明石周辺らしいけど、三宮まで送ってくれることに。
いろいろ話してるうちに、三宮着。
14:00
そこからすぐにヒッチ開始。
15分くらいしても、いまひとつ。
もう少し歩く。
めちゃくちゃ暑い。
この辺りで、「あ、帰りたい。」って思った。
春日野道から三宮まで電車乗って、三宮からバスで家帰れるって思ったら、めっちゃ帰りたくなった。
で、歩いてるとくら寿司発見。
ひとまずくら寿司でご飯食べて、帰るのを先延ばしにすることに。
でも、もう気持ちは切れたっぽい。
お寿司たべて、電車乗って、バス乗って、家着。
「ああ、帰って来ちゃった。」
夕方に家に着いて、そこから爆睡。深夜の2時と朝の7時くらいに目が開いたけど、そのまま寝続けて、お昼。
20時間弱寝た。
それから、なんか「ああ、帰って来ちゃったー」って落ち込んでたんやけど、4日くらい経って、自分の中でちょっと消化できてきた。
で、この失敗談を書いた。
おしまい!