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僕は"嫌いな食べ物は食べなくてもいい"派 : 嫌いな食べ物を食べなくてもいい方法

これは、「絶対にご飯を残してはいけない」とか「嫌いな食べ物でもちゃんと食べるまで見張られている」みたいな感じの教育を受けていて、まじ困っている子どもたちに向けて書きます。

 

まず第一に、「嫌いなものでも食べなくてはいけない」というのは"正しい"考えではありません。

世の中には「嫌いなものでも食べなくてはいけない」と思っている人と、「嫌いなものは別に食べなくてもいい」と思っている人、どちらもたくさん居ます。

どちらかが正しい訳ではありません。

 

その人がどっちの考え方を選んだのかというだけの話です。

 

だから、きみが今日、晩ごはんに出てきたしいたけを、食べられずに残したいなーって思っている時、「残さず食べなさい!」みたいに言われたとしましょう。

それはあなたの家族が自分の考えを一方的にきみに押し付けているだけです。

 

だから思い悩むことはありません。きみが悪いわけでも、好き嫌いのある君がダメなわけでもありません。

 

でも、子どものきみに家族のルールを変えることは難しいかもしれません。

じゃあどうすればいいのか

 

僕が思いつく限りの対策を書いていくので、気が向いたら試してみて/

うまくいく確率の高い順に並べている。

 

最初に嫌いなものを飲み込む

まず、おなかの空き具合で、食べれる食べられないは変わってくる。

だから、せめておなかが空いているあいだに、戦う。

いただきますを言った直後、自分の前にある料理のなかで嫌いなものたちを見つけ出し、少しずつ口に入れ、鼻をつまみ、お茶で流し込む。

このとき、できるだけ食材を舌に当てずに噛まずに、一気に。

そしたら嫌いな味や食感は感じずにすむ。

これが一番の正攻法。一番うまくいく確率が高い。

 

お母さんと交渉する

次はこれ。「嫌いなものでも食べなさい!」はさっきも言ったとおり、個人の考え方。

だから、お父さんはそう考えて家族のルールになっているけど、お母さんは別に食べなくてもいいと思っている。みたいなパターンもありうる。

もしそうならば、いまは仮にお母さんとしてるけど、料理を作る人、料理をよそう人に自分の嫌いな物を自分の器に入れないようにお願いしてみる。

これは、きみの交渉能力次第なところもある。

あと、きみがいくら交渉がうまくても、ダメな場合もあるから、さくっと交渉してみて、ダメなら諦めよう。

 

説得して家族のルールを変える

こんなことはなかなかできないだろう。

まあでも、可能性0ではないから書いておく。

まず、「なぜ、"嫌いなものでも食べないといけない"というルールになったのか」をみつける。もし"栄養をバランス良く取るため"とかなら勝率はある。きみが苦手な食材の栄養素を調べて、きみが食べられるどの食材でカバーできるかを調べればいい。

でも「それが普通だろ!」みたいな理由なら、この可能性は諦めよう。

普通とか常識とかを理由に持ち出す人は、そのものごとについて、まるで考えたことがない人だから、話し合いにならない。

 

最後、

食べれるようになっちゃう

「それができたら苦労しないよ」って話なんやけど、これもひとつコツがあって、自分の嫌いな食材を自分で調理するってことなんよ。

自分で調理したら、なぜか愛着がわいて、すんなり食べれるようになったりする。

だから、もし今夜はシチューだと、その中にしめじが入るらしい。とわかったら自分も晩ごはん作るの手伝うよ!と申し出る。

そして、しめじの調理を全部申し出る。

もしかしたら、しめじが嫌いで、食べれるようになりたいからしめじの調理をやってみるって素直に理由を言ってみてもいいかもしれない。

※この方法には、副産物的なメリットもある。

・2つめに書いた"お母さんと交渉する"の機会をたくさん得られる。

料理の話題、自分の嫌いな食べ物の話題をたくさんすることになるから

・料理のお手伝いをすることで、お母さんが優しくなる(かもしれない)

・自分で嫌いな食材を調理するから、あらかじめ小さく切っておいたり食べやすくする工夫ができる。

・料理の技術が身につく。

 

 

まあこんなところですかね。

大人になってしまえば、嫌いなものは残し放題やけど、子どものうちはね、しんどいので、参考になればいいかなと思いました。